オートリッチで、事前の説明と大きく異なり、投資金のほとんどを失った皆さん、本当に大変な思いをされましたね。
それでは、オートリッチの運営会社の株式会社アクセラとの契約に関して、詐欺などで告訴状を提出することはできるのでしょうか。
答えは、弁護士や捜査二課の刑事にじっくりと聞いて見ないと微妙なところです。警察がこのような事件の告訴を受理してくれるのかはあまり期待できません。
なぜなら契約書のなかに、外国為替取引のリスクについての説明があり、為替変動のリスク、相対取引のリスク、レバレッジのリスクなどが明記されているからです。
つまり、契約者は契約時にここまできちんと読んで理解はずだし、または、理解しておくべきだった、として契約者側の過失を問われるのです。
またオートリッチによる為替取引に関して、株式会社アクセラは、助言を行うのですが、助言者は、「宮本和則」と「鈴木康平」となっており、FX取引は契約者の責任で行うものであって、「乙(アクセラ)の助言又 は勧告は甲(契約者)を拘束するものではありません」としており、アクセラには責任がないとしています。
そして、アクセラの助言に従ってFX取引をして、その結果生じた損害、および、ソフトウェアの利用に際して発生したソフトウェア又はハードウェアの不具合による損害については、アクセラは負担を負わないとしています。
契約書にこのような記載がある以上、損害が発生した時に、
「絶対もうかると言ったじゃないか」「95%の勝率だと明記していたじゃないか」といっても、なかなか話が通らないのです。
契約書が優先するということです。
しかし、お電話などで、「絶対もうかります」「設定以外何もしなくてよいです。黙って待ってるだけで毎日お金がもうかります」「2018年度は一度も損失を出していないのですよ」などと断定的なことを言っていたり、虚偽の説明があったりした場合には、事前の説明と契約書の説明が全然違うのですから、刑事責任を問えるかもしれません。
電話で話したときの録音証拠はありますか?今からでも遅くないので電話して録音してもよいでしょう。
しかしサポートの係の人たちは、オートリッチの悪質性など何も知らずに雇われた派遣社員かアルバイトにすぎないでしょう。私もサポートと話をした時に、設定の仕方以外の説明はど素人だと感じました。話を聞くのであれば、上記の「宮本和則」と「鈴木康平」であるべきです。
ただし、警察が積極的に動くかどうかはわかりかせん。あまり期待できないように思います。
それでも、悪徳業者を野放しにしておくわけにはいかない!という気持ちが強ければ、かなり強硬な態度で、最寄りの警察署の担当社に告訴状を受理させましょう。
何も怖がることも気兼ねすることもありません。「受理しないなら、警察庁に苦情を言う!」といってもよいかもしれません。当然そのやりとりは録音しておきましょう。
もしも警察が動かなければ、簡易裁判所に「少額訴訟」という種類の訴えを起こすのがよいでしょう。
1日で裁判が終わりますから簡単ですよ。費用も労力もそれほどかかりません。たとえ裁判に負けても、たいして失うものはありませんよね。何より、悪徳業者や詐欺会社に、目に物を言わせてやる!という気持ちが大事です。そして、少しは気が晴れると思います。
それもハードルが高いようならば集団訴訟ですね。私から集団訴訟を呼びかけることは、ここでは避けますが。
あとはもちろん、株式会社アクセラが詐欺業者であるか否かは、ここでは判断を避けます。
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